贈答品の歴史

お中元やお歳暮、お年始以外にも、贈ったり贈られたりする贈答品は、そもそもどのような理由から始まったのでしょうか。 贈り物は古代日本では貢物で義務でもありました。8世紀に入り奈良に都があったころ、平城京跡から大量の木簡が発見されました。その中には荷物を送ったことを示すもの、つまり今でいう宅急便の様なものがあったことが判明しました。8世紀初頭、時の右大臣藤原不比等の邸宅跡からは、母親の実家である現在の群馬県あたりから「鮎を送った」ことを示す木簡が出土しています。少なくとも700年頃には贈り物をする習慣があったことになります。

ただしそれは貴族の話であり、民間人に贈り物の習慣があったかどうかは定かではありません。また、あったとしてもどのような贈答品で誰に向けられたのかもわかりません。廃藩置県まで、日本は藩の外に出たこともない人が大勢いて、他藩とは言葉も通じなかったと言われています。その様な時代に贈答品を送る様な身内が遠くに居る割合はどの程度だったのでしょう。

現在、日本人は東西南北自由に移動し定着し、また移動するようになり、沖縄と北海道に親戚がいても不思議ではありません。 今の日本で贈答品というとビジネスシーンを思い浮かべますが、贈り物と言うともっと親しみやすく身近なものに感じられます。プレゼントとなると頻度も高く、より親しい間柄で交わされるものというイメージがあり、目的も意味合いも全く違うものになります。 贈答品の種類や理由、人気の品について改めて考えるきっかけになれば幸いです。

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